公益財団法人 矢野恒太記念会

表彰・奨学金事業

1.表彰事業

当財団においては次の表彰事業を行っています。

○矢野賞

恒太は、我が国農業の振興に深い関心を寄せ、農村子弟に実際に即した農業知識を
授けたいとの念願から、私財を投じ昭和9年郷土岡山県に三徳塾を設立しました。
現在これらの施設は岡山県に引継がれ、岡山県青少年農林文化センター三徳園や
岡山県農林水産総合センター森林研究所として創立者の精神が生かされていますが、
当財団は恒太の遺志を継承して、昭和29年以降、岡山県において農業の振興に貢献
した青年農業者を対象に『矢野賞』を贈呈しその功績を表彰しています。

歴代矢野賞受賞者(第1回から~第35回まで)

歴代矢野賞受賞者(第36回~直近まで)


『第69回矢野賞受賞者』『第68回矢野賞受賞者』『第67回矢野賞受賞者』

『第67回・68回・69回矢野賞合同贈呈式』

2.奨学金事業

当財団においては次の奨学金事業を行っています。

○『岡野敬次郎博士記念奨学金』

保険業法の制定や第一生命の設立に際し、多大な協力者であった、故岡野敬次郎博士
(商法学者・旧農商務省勅任参事官、後司法大臣・文部大臣)の遺徳を顕彰する
ため、昭和29年に本奨学金制度を設け、故博士が教鞭を執られた東京大学と中央大学
の法律学専攻の大学院生各3名に、奨学金を支給をしています。

○『池田謙三翁記念奨学金』

第一生命の設立に際し協力し、その初志達成に尽力された故池田謙三翁(旧第百銀行
頭取)の遺徳を顕彰するため、昭和32年に本奨学金制度を設け、故翁の出身地である
兵庫県出石町所在の兵庫県立出石高校の生徒10名に、奨学金を支給しています。

<岡野敬次郎博士>

1865年11月~1925年12月
群馬県出身

 

<池田謙三翁>

1855年1月~1923年11月
兵庫県出身

 

 

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